Arcturus New Technology ArcturusXTTM VeritasTM Microdissection HistoGeneTM PicoPureTM RiboAmpTM






IRレーザー、UVレーザー搭載
ArcturusXTTMは、IRレーザー・UVレーザーふたつのレーザーを搭載可能にしたArcturusだけの次世代マイクロダイセクションシステムです。
ふたつのレーザーを搭載することにより、シングルセルから皮膚、骨などの硬組織まで、あらゆる組細からダメージなくダイセクションを可能にしました。

高速・高性能な
ダイセクションが可能
ArcturusXTTMは高精度電動ステージと高性能ロボットにより、高品質のサンプルを高速に処理します。

数千個ものシングルセルを高遠・高精度で採取します。
スライド全体を表示するロードマップイメージによって、任意のエリアを迅速に探し出すことができます。
ペンタッチ方式により任意のダイセクションエリアを素早く指定します。
あらゆる国定方法のサンプルにも対応可能
ArcturusXTTMはあらゆる固定方法のサンプルに対応しており、どんなスライドからでも採取できます。

凍結サンプル、ホルマリン・パラフイン包理サンプル、細胞スメアなどのあらゆるサンプルから細胞を採取できます。
長期保存された絹織切片でも使用できます。
オプショナルで蛍光機能を搭載することにより、蛍光染色した細胞からのダイセクションも可能です。
一度の運転で複数のサンプル
回収が可能
ArcturusXTTMは、3枚のスライドと4つのCapが搭載可能です。これにより、ハイスループットでのサンプル採取が可能です。

目的の細胞が複数のスライドに分散している場合でも、一度の運転でスライド3枚から同時に目的細胞を採取することができます。
スライドから何種類かの細胞を採取したい場合でも、一度の運転で4種類まで同時に採取することができます。
トラックボールと液晶ペンタブレットモニターを搭載し、ステージ移動や採取エリアの指定など、ダイセクション操作が簡単に行えます。

一連の操作が1つの画面に集約されており、4つのStepを操作することによりダイセクションを行います。
ダイセクション範囲の設定は、付属のペンでモニター上の画像に直接指定する事ができ、従来マウス操作では難しかった範囲の指定が簡単に行うことが可能になりました。
トラックステージボウルを標準装備しており、より素早くステージ制御を行い、目的細胞を短時間にダイセクションすること が可能です。(接眼レンズを使用した場合にはより効果的です。)

高性能電動ステージと
安定性の高いレーザー搭載
様々なオプションが選択可能
●電動XYステージ
高性能ステッピングモータによる高速高精度動作が可能になりました。

●安定性の高い半導体レーザー
IRレーザー、UVレーザーともに半導体レーザーを採用しました。ウォーミングアップを必要としないので、必要な時にすぐダイセクションする事が可能です。従来のガスレーザーに比べレーザー光の減衰が極めて少なく、数年ごとのレーザー交換が不要になりました。
●蛍光装置
EPI蛍光装置とノイズターミネーター機構を採用し蛍光コントラストが高い状態で観察できます。

●対物レンズ
標準装備の2x.10x40xに加え4x.20x60x100xDry.100xOilのレンズを追加搭載可能です。(染色体の観察に効果的です。)

●位相差観察(Phase Contrast)
未染色のサンプルや培養細胞などの染色していないサンプルを観零できます。

●微分干渉観察(DIC)
未染色のサンプルや培養細胞内部構造を確認できます
全てのスライドグラスが使用可能
●Normal Glass slide
病院検査や病理検体で使われる通常のガラススライドです。そのままの状態でIRレーザー(LCM方式)によるダイセクションが可能です。
●Pen Membrane Glass slide
(#LCMO521)
ノーマルスライドにメンプレンを貼り付けたスライドで、サンプル固定が非常に簡単です。IRレーザー、UVレーザーが使用可能ですので、よりシャープで高速なダイセクションを行うことができます。
●Pen Membrain Frame slide
(#LCMO522)
金属フレーム内の枠組みにメンプレンを貼り付けたスライドです。ダイセクションする場合、メンプレン側からのCapによる採取の為、目的細胞以外とのコンタミがありません。


ArcturusXTTMでは、DNA、RNA、プロテオミクス解析などさまざまなアプリケーションが可能です。
特にがんなどの臨床研究においては欠かせないアイテムとなっております。

がんにおいて、mRNAの発現変動は多く見られます。mRNAの発現量を測定するには定量PCR、発現アレイ(DNAチップ、タイリングアレイ※1)などが用いられます。
しかし、がん組織を用いて研究を行う場合、そこには正常細胞も含まれているため、そこから調整したmRNAにはがん細胞由来のものと正常細胞由来ものが混在します。そのため、がん細胞に特異的な遺伝子発現解析が妨げられる可能性があります。
Arcturus XTTMでは、タッチネル方式で目的の細胞群を選択でき、細胞群の大きさや形に合わせた採取が可能です。また、低エネルギーのIRレーザーを搭載することにより、RNAをハイクオリティで維持することができます。

マイクロアレー
遺伝子の発現プロファイル
定量PCR
目的細胞から抽出したRNAを定量PCR
で増幅し、増幅前のRNAを定量すること
ができます。

マイクロダイセクション技術の出現により、採取したい細胞群を視覚的にかつ、的確に捉えることができるので、細胞特異的な遺伝子解析が可能となりました。特にがん細胞では、ゲノム上の特定領域の増幅や欠失がみられます。この増幅や欠失を測定する目的で、定量PCRやCGH(Comparative Genomic Hybridization)※2が用いられます。
Arcturus XTTMでは、生体組織から標的細胞群を選択的に採取することができるので、がん細胞における染色体変化を検出することが可能です。また、セミオートモードで選択したエリアをマークし、再度その領域に戻って迅速に見つけることが出来ます。

電気泳動
ダイセクションした細胞からDNAを抽出し、
PCRで増幅した後、電気泳動にて目的DNAの分
子量や有無を確認できます。
シークエンシング
ダイセクションした細胞からDNAを抽
出、増幅後、シークエンサーにて目的細
胞の塩基配別を調べることが出来ます。

医薬品開発において、診断薬や治療薬の新たなターゲットとなるタンパク質を探す研究は盛んに行われています。特にがんの領域では、診断や治療を目的として、おのおののがん細胞に特異的に発現するタンパク質の解析が行われています。
タンパク質の探索において、ゲル電気泳動・質量分析は欠かせない分析手段となっております。タンパク質の解析において、多量で精度のよいサンプル採取が重要です。前例のない速度や柔軟性を持つArcturus XTTMのUVレーザーカッティングは、硬い組織や多数の細胞採取においても理想的です。



※ 1タイリングアレイ:ゲノムから一定の間隔でプローブを選択したDNAアレイです。
    タンパク質コード領域と非コード領域の区別なくプローブを配列しているので、これまでは見つけることの出来なかった
    ゲノム機能の研究に役立ちます。
※ 2CGH(Comparative Genomic Hybridization):全染色体を対象にしてゲノムDNAの過剰、欠失、増幅などのコピー数異を
    短時間で検出する方法です。

アプリケーションでよくある質問

ArcturusXTTM は培養細胞でも利用できますか。
はい、培養細胞でも利用可能です。ArcturusXTTMのオープンデザインは培養細胞のアプリケーションにも理想的です。60倍、100倍の対物レンズや位相差、微分干渉レンズの搭載が可能なので、培養細胞の解析に適しています。また、今後のオプションとして、ペトリディッシュが収容できる環境にコントロールされたチャンバー、およびモジュールステージの差し込み機能がついたモジュラーシステムデザインを考案中です。
詳細は以下のホームページ「application note」をご参照ください。
http://www.moleculardevices.com


どのような組織からマイクロダイセクションすることができますか。また、ArcturusXT TMではどのスライドを使用したらよいのでしょうか。
2つのレーザー技術を用いたArcturusXTTMシステムは、シングルセルまたは広い領域から、迅速で簡単にマイクロダイセクションすることができます。胸部、前立腺、肺、すい臓、皮膚などの軟らかい組織のみでなく、植物、骨、軟骨、角膜などの硬い組織についても利用することができます。さらに、オプショナルで100倍の対物レンズを搭載することにより、培養細胞のマイクロダイセクションと同様、染色体のマイクロダイセクションも可能です。この技術により、採取した細胞内の分子をハイクオリティで維持することができます。
ArctursXTTMでのサンプルの準備はとても融通性の高いものです。通常のスライドガラスはもちろん、MembraneGlassスライド、Mermbrane Frameスライドなど、どんなスライドにも対応しております。(詳細はP.5をご参照下さい。)


3どのくらいの厚さの組織からのマイクロダイセクションが推奨されていますか。
推奨されている組織の厚さは、7から8μmですが、ArcturusXTTMでは30μm位の厚さの標本まで扱えるように形成されています。


4ArcturusXTTM では、蛍光のアプリケーションはできますか。また、どの波長の蛍光を見ることができますか。
はい、蛍光はオプショナルで搭載することができます。赤(570−630nm)、胃(455−495nm)、縁(503−548nm)の蛍光フィルターキューブに加え、UVフィルターキューブ(340−390nm)をつけることができます。これらの6つのフィルターターレットによって、NikonTR2000Uといろいろなフィルターキューブ適合させることができるので、観察を容易に行うことができます。
 
マイクロダイセクションに蛍光機能を追加することにより、接着細胞から細胞のセレクションを行うことができます。
Arcturus XTTMのオープンデザインは生きた培養細胞のアプリケーションにおいても理想的です。
オプショナルで60倍、100倍の対物レンズや位相差、微分干渉レンズを搭載することができるので、培養細胞のマイクロダイセクションと同様、染色体のマイクロダイセクションも可能です。
UVレーザーを搭載することにより、IRレーザーによる穏やかなサンプル採取のみでなく、Mermbrane ftameスライドからのカッティングも可能になりました。
レーザーをスライドの裏側から照射し採取できるので、コンタミネーションさせることなく純粋な細胞集団を採取し、再培養や分析を行うことができます。






Software:
・グラフィックユーザーインタフェースソフトウエア
・ステージ移動スライド選択
・フォーカス及びコントラストレーザーパラメーター
  対象の選択
・キャップ移動及びQC確認
・イメージ取り込みアノテート
・AVI形式での動画保存

Hardware:
・XY電動ステージ
・トラックボール
・電動レボルバー
・対物レンズ2x 10x 40x
・固体レーザー(近赤外線レーザー及び紫外線レーザー)
・1024×768 1/3インチ カラーCCD
・100Wハロゲンイルミネーション

Workstation:
2.8GHz Pentium4 2GB RAM
80GB HDD DVD±RW Windows
17インチ液晶ペンタブレットモニター

本体寸法:56(W)×76(D)×(H)cm
本体重量:約50kg
電源電圧:100V.10A 50/60Hz
Software:
・グラフィックユーザーインタフェースソフトウエア
ステージ移動-スライド選択
フォーカス及びコントラスト-
レーザーパラメータ-対象の選択-
蛍光フィルター選択-キャップ移動および-QC確認
・全イメージの取込み、アノテートそしてJPG、TIFFファイル
  形式での保存

Instrument:
・駆動ステージ 3スライド&8キャップ搭載可能
・対物レンズ 4X 10X 20Xおよび40X
・3X蛍光フィルターホイール
赤:Ex:560-590nm Em:>663nm
緑:Ex:503-547nm Em:>565nm
青:Ex:455-495nm Em:>510nm
・蛍光励起用高速シャッター付キセノンランプ
・固体レーザー(近赤外線レーザー)

Workstation:
2 GHz Pentium4. 40GB HDD. Windows
20インチTFTモニター

本体寸法:87(W)×69(D)×76(H)cm
本体重量:約116kg
電源電圧:100V.10A 50/60Hz

 LCC1801  ArcturusXTTM Microdissection Instrument
 LCC1802  ArcturusXTTM Microdissection Instrument with Fluorescence
 LCC1701※  VERITASTM Microdissection Instrument with LCM
 LCC1702※  VERITASTM Microdissection Instrument with LCM and Fluorescence
 LCMO211  CapSure Macro LCM Caps(Plastic Carrier),48 caps
 LCMO212  CapSure Macro LCM Caps(Plastic Carrier),5x 48 caps
 LCMO213  CapSure HSLCM Caps(Plastic Carrier) Starter Pack with Alignment Tray and Incubation Block,24 caps
 LCMO214  CapSure HSLCM Caps(Plastic Carrier),32 caps
 LCMO215  CapSure HSLCM Caps(Plastic Carrier),5x 32 caps

※LCC1701,LCC1702はオプションにてUVレーザーが搭載可能です。


Arcturus New Technology ArcturusXTTM VeritasTM Microdissection HistoGeneTM PicoPureTM RiboAmpTM